交際期間が長い方が相手の色々な面が分かると思うのですが、相談所の交際は6か月くらいで決まると聞きます。どうしてでしょうか。

人と人の絆は時間をかけて強くなっていくもの。それなのに多くの結婚相談所での交際期間は最大で約6か月と設定されています。

結婚相談所は結婚を目指す方の背中を押すべき場所にも関わらず、半年という短い期間で設定しているのはなぜなのでしょうか。

今回は「結婚相談所の交際期間はなぜ最大6か月？短く設定している理由」についてご紹介します。

｜なぜ交際期間は最大6ヶ月？

多くの結婚相談所での交際期間は基本3か月と考えられており、最大で6か月と設定されています。

その理由は以下のことがあげられます。

• 出会う前に相手を知ることができる
• 結婚願望のある2人が出会うため、相性が合えば成婚に進みやすい
• 結婚前提の出会いだから
• 期間が決まっていることで結婚の後押しになる

このような理由で、期間を決めることで、相性のいい素敵なお相手と出会えるよう最大6か月までと設定しています。

｜結婚相談所と一般的な恋愛との違い

結婚相談所の「交際期間6か月以内で成婚に進める」のには一般的な恋愛との違いがあるからです。

比較してみましょう。

【結婚相談所】

• 身元を証明できるものを提出した上で独身者のみが入会可能
• プロフィールに学歴や年収・家族構成や過去の婚歴など詳しい内容を掲載する必要がある
• プロフィールを他の会員が事前に確認でき、気になる相手とお見合いをする
• お見合いでお互いに好意を持てれば交際スタート
• 交際の時点では、お互いが「結婚前提の付き合いを希望している」

【一般的な恋愛】

• 出会ったタイミングで相手を知る
• 学歴や年収など詳しいプロフィールは時間をかけて知っていく（相手の話しが全てで証明できるものはない）
• 交際に発展しても結婚への熱量に差があることも（結婚はしばらく考えていないが恋愛対象の相手をさがしているなど）
• カウンセラーやアドバイザーが不在なので相手の気持ちや本心を聞くことができない

このように結婚相談所では一般的な恋愛とは異なり、出会う前に相手のプロフィールを知っていることが短期間での成婚に繋がるカギになります。

お付き合いしてから、実は婚姻歴があってお子さんがいたり、逆に結婚の意思はあっても子どもを望まない人であったりと

付き合いを深めていかないと聞けないことも多々あるのが普通の恋愛かもしれません。

｜成婚された方の平均交際期間

実際に成婚された方の交際期間は平均で3か月というデータがあります。

最短の方では2か月。最長の方でも5か月という方々が多い印象です。

もちろん、6か月ギリギリまで交際期間を経て成婚されている方もいらっしゃいます。入会当初の方からしてみると交際期間2か月と聞くと早いと感じられる方が多いかもしれません。

しかし、結婚相談所は結婚を前向きに考えている方が利用している場所です。短期間で成婚に至ることは決して珍しいことではありません。

｜交際期間から成婚までの流れ

気になるお相手が見つかったらお見合いをします。

お見合いでお互いが気に入れば仮交際になります。

仮交際の間は何人の方とお見合いをしても、仮交際をしても大丈夫です。

比較できるのも大切なことですね。

仮交際から3か月くらいで真剣交際に進むかどうかお気持ちの確認があります。この期間に「思った感じの人ではなかった」「考え方が合いそうもない」などお断りも

もちろんできます。仮交際でお互いの気持ちがあえば真剣交際へと進みます。

真剣交際＝結婚前提の交際のため、会うたびにお互いのこと、ご家族のこと、結婚後どんな家族になりたいなど、結婚に向けて話し合いをしていきます。

その他、様々なことを話し合い、お互いに惹かれ合える関係であればプロポーズの後に成婚・結婚相談所退会となります。

｜まとめ

結婚相談所では相手のプロフィールを事前に知ったうえで出会うことができ、多くの方がスピード感をもって婚活を行っています。

結婚相談所を利用されている方は結婚に前向きな人。

お互いに「この人！」というご縁のある方と出会えれば、短いと感じていた最大6か月の期間を待たず成婚・退会と発展していきます。

まずは期間だけに捉われるのではなく、これからある出会いを大切に一歩踏み出してみてください。